健康診断を受けよう! – あなたの健康を守るために

2024.4.1

健康は、私たち一人ひとりにとって大切な財産です。しかし、日々の生活の中で、自分の健康状態を把握することは意外と難しいものです。そこで重要な役割を果たすのが、定期的な健康診断です。

 

目次
どうして健康診断を受けないといけないの?
健康診断の種類を知ろう!
さいごに



どうして健康診断を受けないといけないの?

健康診断は病気の早期発見・早期治療に繋がり、重大な病気から命を守るために重要な役割を果たします。また、健康診断をきっかけとして生活習慣を見直すことで、より健康な状態で日々を過ごすことができます。そうすることで充実した人生を送るとともに社会背的責任を果たすことができるのです。

 

  • 病気の早期発見・早期治療
    健康診断を受ける最も重要な理由の一つは、病気の早期発見・早期治療です。多くの病気、特にがんや生活習慣病は、初期段階では自覚症状がほとんどありません。健康診断では、これらの病気を早期に発見することができるため、治療の成功率が高くなり、回復までの期間も短縮されます。
    国立がん研究センターの統計によると、日本人の2人に1人ががんに罹患し、男性の4人に1人、女性の6人に1人ががんで亡くなっています※1。しかし、がんを早期に発見し、適切な治療を受けることで、生存率は大きく向上します。例えば、胃がんの5年生存率は、早期発見(ステージI)の場合は90%以上ですが、進行した段階(ステージIV)では10%未満です※2。健康診断は、こうした病気の早期発見に大きな役割を果たしています。

 

  • 自分の健康状態の把握と生活習慣の改善
    健康診断を受けるもう一つの重要な理由は、自分の健康状態を把握し、必要に応じて生活習慣を改善することです。健康診断の結果から、血圧、血糖値、コレステロール値などの情報を得ることができます。これらの数値が基準値から外れている場合、生活習慣病のリスクが高いことを示唆しています。
    厚生労働省の国民健康・栄養調査(2019年)によると、糖尿病が強く疑われる人の割合は男性 19.7%で女性 10.8%、高血圧の人の割合は男性 29.9%で女性 24.9%、血清総コレステロール値が高い人の割合は男性 12.9%、女性 22.4%となっています※3。これらの生活習慣病は、不適切な食生活、運動不足、喫煙、過度の飲酒などが主な原因です。健康診断の結果を踏まえて生活習慣を見直し、改善することで、生活習慣病のリスクを大幅に減らすことができます。

 

  • 家族の安心と社会的責任
    健康診断を受けることは、自分自身の健康を守るだけでなく、家族の安心につながります。病気を早期に発見し、適切な治療を受けることで、家族の精神的・経済的負担を軽減することができます。また、健康状態を把握し、必要に応じて生活習慣を改善することで、家族とより長く、充実した時間を過ごすことができます。
    さらに、健康診断を受けることは、社会的責任でもあります。病気の早期発見・早期治療は、医療費の削減につながります。生活習慣病を予防することで、将来的な医療費の増大を抑制し、社会保障制度の持続可能性を高めることができると考えられます。また、健康な個人が集まることで、活力ある社会の実現にも貢献します。


健康診断の種類を知ろう!

一口に健康診断といっても、目的、内容、対象者、実施主体などによって様々な種類があることをご存知でしょうか。ここでは、そのうちのいくつかをご紹介します。

 

  • 一般健康診断(労働安全衛生法に基づく健康診断)
    労働者を対象とした健康診断で、事業主が実施します。労働者の健康管理を目的としており、費用は原則無料です。
  • 特定健康診査
    40歳以上の医療保険加入者を対象とした健康診断で、メタボリックシンドロームに着目しています。内臓脂肪の蓄積に関連する健康状態を確認し、生活習慣病の予防につなげます。
  • 協会けんぽ健診
    全国健康保険協会(協会けんぽ)の被保険者(主に中小企業の従業員)を対象とした健康診断です。生活習慣病の予防を主な目的とし、特定健康診査と同様の検査項目が含まれます。費用は協会けんぽが負担します。
  • がん検診
    各種がんの早期発見を目的とした検診です。胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がんなどの検診があります。年齢や性別に応じて、推奨される検診項目が異なります。
  • 高齢者健康診査
    65歳以上の後期高齢者を対象とした健康診断です。生活機能の低下や認知症の早期発見を目的としており、自治体が実施しています。
  • 婦人科健診
    女性特有の疾患(乳がん、子宮頸がん、更年期障害など)の早期発見を目的とした健診です。自治体や事業主が実施する場合もありますが、個人で医療機関を受診することもできます。
  • 生活習慣病予防健診
    特定健康診査の対象者に加え、40歳未満の人も対象とした健康診断です。生活習慣病全般の予防を目的としており、特定健康診査よりも詳細な検査項目が含まれることがあります。
  • 人間ドック
    がん検診や生活習慣病予防健診など、より詳細な検査を含む総合的な健康診断です。通常、1日または2日かけて実施され、自由診療として自己負担が発生します。

 

この他にも、労働者を雇い入れる際に事業主が実施する「雇入時健康診断」、海外に渡航する際に感染症の有無や予防接種の状況を確認する「海外渡航者健康診断」、学校で実施される「学校健康診断」、運転免許証を取得する際に実施される「運転免許証取得時健康診断」など、様々な健診があります。



さいごに

健康診断は、自分自身の健康を守るために欠かせないものです。定期的な健康診断を受け、その結果を踏まえて生活習慣の改善に取り組むことが大切です。

また、健康診断で異常が見つかった場合は、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。

自分の健康は、自分で守る – 健康診断を通じて、健康的な生活を送りましょう。

人生100年時代を迎え、健康寿命を延ばすことが私たち一人ひとりの課題となっています。定期的な健康診断を受けることは、その第一歩です。

あなたの大切な健康を守るために、今すぐ健康診断を予約しましょう!

 

出典:

1.国立がん研究センターがん対策情報センター「がん登録・統計」
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

2.国立がん研究センターがん情報サービス「胃がん|生存率」
https://hbcr-survival.ganjoho.jp/graph?year=2014-2015&elapsed=5&type=c01#h-title

3.厚生労働省「国民健康・栄養調査」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html

 

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