フラッシング反応

【よみ】ふらっしんぐはんのう
【英名】フラッシング反応

少量飲酒で顔面紅潮・悪寒・頭痛等の症状が起こること。アルコールの二次代謝を担う2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)が先天的に少ないために、悪酔いの原因であるアセトアルデヒドを代謝できていないと発現する。フラッシング反応を起こすヒトをフラッシャーと呼び、日本人はフラッシャーが多いと言われている。習慣飲酒によりフラッシング反応は起こりにくくなるが、飲酒習慣のあるフラッシャーは通常のヒトよりも食道・咽頭がんリスクが上昇する。