抗酸化ビタミン

【よみ】こうさんかびたみん
【英名】抗酸化ビタミン

抗酸化作用を持つビタミン。現在は脂溶性のビタミンA・Eおよび水溶性のビタミンCが該当する。

抗酸化のメカニズム・対象は各ビタミンで異なっており、ビタミンAはプロビタミンであるカロテノイド自体に抗酸化作用があることが知られている。ビタミンEは細胞膜の構成成分である不飽和脂肪酸と活性酸素の結合を抑制し、ビタミンCは活性酸素に自身を酸化させることで活性酸素の除去を行う。

いずれも生体防御に重要であるが、特にビタミンA・Eは過剰症のリスクもあるため摂取は必要量にとどめることが必要である。